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解熱鎮痛剤の効果、作用機序、副作用について

解熱鎮痛剤は、発熱や痛みをとるために
使います。

風邪で熱っぽい、頭痛がひどい、月経痛、
のどの痛み、筋肉痛、関節痛など、
いろんな症状に使います。

痛みの原因物質によって、体は痛みを
感じるようにできています。

その他の原因によっても痛みが生じますので、
その原因を探り、特定することが大切です。

分からない場合は医療機関に受診することも
念頭に入れておきましょう。

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痛みの原因について

痛みというのは、痛みを伝達する物質である
プロスタグランジンが脳に信号を伝えることにより
感じるようになります。

他には、筋肉のけいれんであったり、骨などが神経を
圧迫することで起きたりします。

痛みを感じている場所と、原因となっている場所が
異なる場合もありますので、対処しても
なかなか改善しない痛みの時には、
注意して観察して、長く引きずる場合は、
医療機関を受診するのが賢明です。

解熱鎮痛剤の作用機序

解熱鎮痛剤の作用機序は、その痛み伝達物質
であるプロスタグランジンをつくらないように
抑制することが主な作用になります。

細胞が炎症などで痛みますと、そこに
アラキドン酸という物質がでて、シクロオキシゲナーゼ
という物質と反応することで、プロスタグランジンが
できますから、このシクロオキシゲナーゼを阻害する
というのが、解熱鎮痛剤の作用となります。

このようにプロスタグランジンをいかに抑制できるか
によって、解熱鎮痛の効果が表れてきます。

解熱鎮痛剤の効果

鎮痛、消炎作用、解熱、頭痛、のどの痛み、関節痛、
月経痛など

解熱鎮痛剤の副作用

・スティーブンス.ジョンソン症候群
・胃粘膜障害
・腎機能障害
・アスピリン喘息
・ピリン疹
・肝機能障害
・イブプロフェンの無菌性髄膜炎

小児について

アスピリンは15歳未満の小児のインフルエンザや
水疱瘡の発熱に使うとインフルエンザ脳症や
ライ症候群の危険がある。

イブプロフェンも使用しない。

小児に使うときにはアセトアミノフェンが
おすすめです。
ただし、大量に使うと低体温ショックの危険も
あります。正しく使いましょう。

急な全身症状は、インフルエンザの可能性が
高いですので、すぐに受診しましょう。

解熱鎮痛剤(OTC薬)の選び方

OTC薬(市販薬)を選ぶときは、箱に書かれている
効果効能と併せて、成分を確認してみましょう。

・アスピリン(アセチルサリチル酸)

15歳未満はダメ!
アスピリン喘息の発作を起こした人はダメ
痛風の発作時もダメ

・イブプロフェン

消炎作用にすぐれ、のどの痛みや関節痛にもいい
月経痛(生理痛)にいい
15歳未満はダメ!
アスピリン喘息の発作をした人はダメ

・イソプロピルアンチピリン

熱が高くて大変な時にいい
他の解熱鎮痛剤で効果がなかったときにいい
ピリン疹には注意!

・アセトアミノフェン(カロナールなど)

子供にも安全で使いやすい
大量に飲酒する人、脂肪肝の人は使わない

kenkou: