風邪薬 市販薬のパブロンの選び方についてみていきたいと
思います。
「効いたよね!早めのパブロン!」のパブロン。
風邪薬というとパブロンを使っていらっしゃる方も多いと
思います。
でもパブロンのシリーズってとっても種類が多いですよね。
とりあえず、安いものでということで購入される人もいると
思いますし、高いから効き目がいいんじゃない?ということで
選択されている方もいるかもしれません。
そのあたりのパブロンはいいけど、実際にどんなときどの
パブロンを使ったらいいの?という疑問に対して整理してみたいと
思います。
おなじみのパブロンについて詳しくみていきましょう。
スポンサードリンク
パブロンのシリーズ、ラインナップ
狭いうちのお店でもパブロンは4分の1近くを占めています。
種類が多いですね。
まず、どんな種類のパブロンがあるのかみてみましょう。
家族みんなで
・パブロンSゴールドW微粒
・パブロンSゴールドW錠
・パブロンSα微粒
・パブロンSα錠
・パブロンゴールドA
・パブロンゴールドA
大人専用
・パブロンエースAX微粒
・パブロンエースAX錠
・パブロン50顆粒
・パブロン50錠
お子さまのかぜ
・パブロンキッズかぜシロップ
・パブロンキッズかぜ微粒
・パブロンキッズかぜ錠
・こどもパブロン坐薬
パブロンシリーズの成分・分量
パブロンゴールドA
成分・分量:1包(0.96g)中
グアイフェネシン:60mg・・・痰を薄める
ジヒドロコデインリン酸塩:8mg・・・咳止め
dl-メチルエフェドリン塩酸塩:20mg・・・気道拡張
アセトアミノフェン:300mg・・・解熱
クロルフェニラミンマレイン酸塩:2.5mg・・・鼻づまり、くしゃみ
無水カフェイン:25mg
リボフラビン(ビタミンB2):4mg
パブロンSα
・ブロムヘキシン塩酸塩:4mg
・ジヒドロコデインリン酸塩:8mg
・dl-メチルエフェドリン塩酸塩:20mg
・アセトアミノフェン:300mg
・マレイン酸カルビノキサミン:2.5mg
・無水カフェイン:25mg
・ビスイブチアミン (ビタミンB1誘導体):8mg
・リボフラビン(ビタミンB2):4mg
パブロンSゴールドW
・アンブロキソール塩酸塩:15mg
・L-カルボシステイン:250mg
・ジヒドロコデインリン酸塩:8mg
・アセトアミノフェン:300mg
・クロルフェニラミンマレイン酸塩:2.5mg
・リボフラビン(ビタミンB2):4mg
パブロンエースAX
・イブプロフェン:150mg
・アンブロキソール塩酸塩:15mg
・ジヒドロコデインリン酸塩:8mg
・dl-メチルエフェドリン塩酸塩:20mg
・クロルフェニラミンマレイン酸塩:2.5mg
・無水カフェイン:25mg
・チアミン硝化物(ビタミンB1硝酸塩):8mg
・リボフラビン(ビタミンB2):4mg
・アスコルビン酸(ビタミンC):166.7mg
違いは、解熱鎮痛成分と去痰成分が違っています。
パブロンシリーズの比較・検討
アセトアミノフェンとイブプロフェンの違いは、
アセトアミノフェンは、子供にも使えますけど、
炎症に対する作用がありません。
イブプロフェンは、のどの痛み、炎症にもいいです。
ブロムヘキシン塩酸塩よりアンブロキソール塩酸塩のほうが
効き目がいいです。
L-カルボシステインは、痰の粘り気を抑えて、痰の切れを
よくして排せつを促します。
また、粘膜の修復・保護にもなります。
パブロンは、ウイルス除去やウイルス侵入をふさぐように
働きながら、かぜの諸症状を抑えるようにします。
添付文書をみながら、用法・用量を守り、上手に使っていきましょう。