抗生物質 市販 塗り薬 ニキビや化膿止めについて

抗生物質 市販 塗り薬について確認していきたいと思います。

うちのお店にも抗生物質入りの塗り薬、軟膏がいくつかあります。

どんなときに使ったらいいのか、どのように使い分ければいいのか、
何種類かの抗生物質が入っていますので、選ぶときには迷って
しまいますよね。

市販薬は、需要者の選択がポイントですので、セルフメディケーション
が言われているこのとき、しっかりと理解して正しい使い方を
していきましょう。

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抗生物質 市販薬 塗り薬

抗生物質入りの市販薬の塗り薬をいくつかみてみましょう。

テラマイシン軟膏a【ジョンソンエンドジョンソン】

成分:オキシテトラサイクリン塩酸塩、ポリミキシンB硫酸塩
効果効能:化膿性皮膚疾患(とびひ、めんちょう、毛のう炎)
特徴:「テラマイシン軟膏a 6g」は、二つの抗生物質が化膿に効く
化膿性皮膚疾患用薬です。
グラム陰性桿菌(特に緑膿菌)に効果のあるポリミキシンB硫酸塩と
グラム陽性菌及び陰性菌などに広い抗菌力を示すオキシテトラ
サイクリン塩酸塩の2つの抗生物質を配合しています。

テラ・コートリル軟膏a【武田薬品工業】

成分:オキシテトラサイクリン塩酸塩、ヒドロコルチゾン
効果効能:化膿を伴う次の諸症 : 湿疹、皮膚炎、あせも、かぶれ、
しもやけ、虫さされ、じんましん、化膿性皮膚疾患(とびひ、めんちょう、毛のう炎)
特徴:テラ・コートリル軟膏aは優れた抗炎症作用を示すヒドロ
コルチゾン(副腎皮質ステロイド)とグラム陽性菌及び陰性菌などに
広い抗菌力を示すオキシテトラサイクリン塩酸塩を配合しています。

フルコートF 5g【田辺三菱製薬】

成分:フルオシノロンアセトニド、フラジオマイシン硫酸塩
効能・効果:湿疹・皮膚炎群(進行性指掌角皮症、ビダール苔癬、放射線皮膚炎、
日光皮膚炎を含む)、乾癬、皮膚そう痒症(陰部・肛門部)、掌蹠膿疱症 ・外傷・
熱傷及び手術創等の二次感染
特徴:炎症による皮膚の赤みやかゆみをやわらげるクリームタイプの
皮膚の薬です。湿疹や皮膚炎の治療に用います。

ドルマイコーチ軟膏【ゼリア新薬】

成分:バシトラシン、硫酸フラジオマイシン
効能・効果:急性・慢性湿疹(くさ、ただれ)、小児湿疹、脂漏性湿疹、
貨幣状湿疹、食餌性湿疹、接触性皮膚炎(かぶれ)、アレルギー性皮膚炎、
神経性皮膚炎、バシトラシン・フラジオマイシン感受性菌による膿疱疹、
膿痂疹(とびひ)、伝染性皮膚炎、化膿性皮膚炎、ビダール氏苔癬、
肛門そう痒症、外陰部そう痒症、固定蕁麻疹、薬物性皮膚炎
特徴:化膿し、赤く腫れている
湿疹、外陰部そう痒症、肛門そう痒症、2種類の抗生物質(フラジオマイシン、
バシトラシン)とステロイド(酢酸ヒドロコルチゾン:マイルド)を配合。
炎症がひどくかゆみが強いときに局所にお使いください。

クロマイN軟膏【第一三共】

成分:クロラムフェニコール、硫酸フラジオマイシン、ナイスタチン
効能・効果:カンジダ・アルビカンスに起因する皮膚感染症の治療、
クロラムフェニコール・フラジオマイシン感受性菌による皮膚感染症の治療
外傷、火傷、凍傷等に伴う前記感受性菌による細菌感染症の治療及び予防
特徴:細菌感染に有効な抗生物質剤「クロラムフェニコール」、
「硫酸フラジオマイシン」を配合しています。
抗真菌作用を有する抗生物質剤「ナイスタチン」を配合していますので、
カンジダ・アルビカンスによる皮膚感染症に有効です。

ドルマイシン軟膏 【ゼリア新薬】

成分:コリスチン硫酸塩、バシトラシン
効能・効果:外傷・火傷等の化膿予防及び治療、膿痂疹(とびひ)、せつ、
よう、ちょう、毛嚢炎、湿疹、グラム陽性・陰性菌の単独及び混合感染による
皮膚疾患、化膿症、伝染性皮膚炎、皮膚潰瘍
特徴:ドルマイシン軟膏は、二種類の抗生物質を配合しているので、多くの菌に
対して抗菌作用を示します。
コリスチン硫酸塩は、グラム陰性菌、緑膿菌に有効で、バシトラシンはペニシリンと
近似の抗菌スペクトルでグラム陽性・陰性菌に有効です。
傷ややけどの化膿性皮膚疾患、二次感染の予防および治療に有効です。

ベトネベートN軟膏AS

成分:フラジオマイシン硫酸塩、ベタメタゾン吉草酸エステル(ステロイド)
効能・効果:化膿を伴う次の諸症:湿疹、皮膚炎、あせも、かぶれ、しもやけ、
虫さされ、じんましん・化膿性皮膚疾患(とびひ、めんちょう、毛のう炎)
特徴:ベタメタゾン吉草酸エステル(ステロイド成分)が、しっしん、かぶれ等の
皮膚の炎症にすぐれた効き目を発揮します。
抗菌作用を有する抗生物質フラジオマイシン硫酸塩を配合しています。
患部を保護する油性基剤なので、ジュクジュクした患部に適しています。

化膿止め、細菌に対しての塗り薬です。

「してはいけないこと」には、

(1) 本剤によるアレルギー症状を起こしたことがある人
(2) 抗生物質又は副腎皮質ホルモンによりアレルギー症状を起こしたことがある人。

「次の部位には使用しないで下さい。」ということで、

(1) 水痘(水ぼうそう)、みずむし・たむし等のある患部。
(2) 湿潤、ただれのひどい患部。
(3) 目、目の周囲。

というのがあります。他にも、

・顔面には、広範囲に使用しないで下さい。
・化粧用やひげそり後用として使用しないでください。
・長期連用しないで下さい。

というものがあります。

皮膚に直接塗りますし、皮膚のバリア機能が落ちている状態ですので、
注意が必要ですね。

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