医薬品 分類 陳列の仕方と実際の陳列方法について

医薬品 分類 陳列について確認していきたいと
思います。

医薬品の分類で陳列についてはどのようになって
いるのでしょうか。

医薬品の分類・陳列はリスクによって異なった
陳列方法が行われます。

ドラッグストアでも陳列棚に、第2類医薬品とか
第3類医薬品など、リスク区分の書いたラベルが
商品価格と一緒に表示されているのを見たことが
あるかと思います。

「なんだこれ?」と思われた方もいらっしゃるかも
しれませんが、これにはちゃんとした理由があるん
ですね。

今回変わった薬事法で決められている、リスク区分別
の陳列についてみていきましょう。

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医薬品 分類 陳列

医薬品の分類で商品の陳列がなされています。

より陳列にもリスクを回避する考慮がなされています。

一般用医薬品のリスクの高い順に、第1類、第2類、第3類
とあります。

それぞれの特徴を順にみてみます。

第1類医薬品

第1類医薬品の陳列は、直接お客様が手にとれない陳列 、
お客様が入れない、手に取れないカウンターやコーナーの
中に陳列され、薬剤師の説明を受けて初めて購入できます。

もし、お客様が手に取れる通常の売場での陳列では、
鍵がかかるガラスケース等の中に陳列するようになっています。

実際の陳列棚では、「空箱」で対応されていることが
あります。

第2類医薬品

第2類医薬品の陳列の場合、医薬品売場内に陳列されます。

とくに、指定第2類医薬品と呼ばれる、第2類のなかでも
注意の必要な医薬品は、第2類の「2」が、②や2⃣など
「2」に〇や□がついているものです。

指定第2類医薬品は、薬剤師や登録販売者が在席する説明
カウンターより7m以内に陳列して、より情報提供を得られ
やすいようにしています。

第3類医薬品

第3類医薬品の陳列は、医薬品売場内に陳列されます。

もし、薬剤師や登録販売者が不在の場合には、医薬品売場
自体を閉鎖することになります。

薬剤師が不在の場合は、第1類医薬品売り場を閉鎖して、
販売を中止します。

登録販売者がいれば、第1類医薬品以外は販売できます。

どちらも不在の場合は、医薬品売り場全体を閉鎖して、
すべての医薬品の販売を中止します。

実際の売り場の陳列には

実際の売り場の陳列には、お客様の買物がより便利に
なるように、胃腸薬や風邪薬などの「薬効」別に商品が
集められて陳列が行われます。

そして、医薬品の陳列に隣接して、医薬品以外の商品が
陳列されていることもあります。

この場合、医薬品を混在させない陳列がとられます。

薬効群の中においても、第2類・第3類のリスクが
混在しないような陳列が行われています。

商品パッケージにも注目

医薬品の購入時には、パッケージのリスク表示を確認
することも大事です。

特にリスクが高い医薬品については、自分が使用するのに
適切であるかどうか、専門家に相談したり、添付文書で
確認したりと自分自身でも注意を払っていきましょう。

「してはいけないこと」の表示欄には必ず目を通しましょう。


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