風邪薬、風邪をひいたら早く治そう!
ということで市販薬(一般用医薬品、OTC薬)
をドラッグストアで買い求める方も多いのでは
ないかと思います。
風邪薬もしっかりと早く治すためには、
症状にあったお薬を選ぶのが大切です。
症状に合わないもの、余分なもの、
市販薬よりも医療機関を受診する方が
早く治ることもあります。
対処のタイミングでの選び方など、
風邪薬の用い方のポイントを押さえて
おくことで、治り方も違いますよ。
それでは確認していきましょう。
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風邪薬の市販薬ランキングって
風邪薬のランキングをみると、
パブロンがよかったり、ルルがよかったり、
はたまた葛根湯がよかったりとさまざまです。
評価がまちまちなんですね。
風邪薬というと、範囲が広いです。
ですから、それぞれの人や症状にあった
お薬を選べることが満足度ランキングになります。
市販の風邪薬で対症療法できるのは、
普通感冒です。
そこまで、重篤な症状にならないので、
対症療法で間に合うことが多いです。
安静、保温、水分補給をしながら、
だいたい1週間もすれば、自然寛解します。
基本は、風邪薬で風邪を直接治すというものではなく、
各種、症状を和らげ、体力を回復させて、
自分の体の力で治すということです。
風邪の名称は、「風邪症候群」といい、
上気道の急性炎症の症状があらわれます。
いわゆるくしゃみ、鼻水、鼻づまり、のどの痛み、
咳、発熱、頭痛、全身倦怠感、関節痛、下痢、嘔吐など
いろんな症状としてあらわれます。
風邪の初期症状には
葛根湯がおすすめです。
寒気がして肩や首すじのこわばりがある場合、
早めに飲むと発汗作用を促し、体があたたまって
早く治ります。
飲むときは、白湯で溶かして服用すると
飲みやすくより温まっていいですよ。
2日目の朝までなら葛根湯がいいです。
風邪の各症状が出てくるようなら、
総合感冒薬や各症状に合わせて
OTC薬を選択服用するのもありです。
症状が急に悪化したり、あまりに
ひどいようなら、特に38度以上の高熱や
全身症状(関節痛、筋肉痛、だるさ)、
目の充血などありましたら、インフルエンザかも
しれません。
すぐに受診しましょう。
風邪に対する対症療法に用いる薬
・熱とのどの痛み、頭痛、関節などだけなら、解熱鎮痛剤
・咳と痰だけなら、鎮咳去痰薬
・鼻水、鼻づまり、くしゃみだけなら、鼻炎用薬
・咳と痰、鼻症状だけなら、鎮咳去痰薬
その他、複数の症状にまたがる場合は、
総合感冒薬でいいと思います。
総合感冒薬の選び方
主な症状に合わせて、主成分を選択して
選ぶようにしましょう。
・のどの痛みがひどい→イブプロフェンなど抗炎症作用のあるもの
・鼻水がすごい→抗ヒスタミン薬、抗コリン薬(ベラドンナ総アルカロイドなど)
・鼻づまり→交感神経刺激薬(プソイドエフェドリンなど)
・咳や痰がひどい→鎮咳去痰薬(リン酸コデインなど)
風邪薬でよくならないときには別の病気の
疑いも出てきますので、医療機関を受診することを
おすすめします。